柴朴湯(さいぼくとう)【薬局製造販売医薬品】
柴朴湯は、『本朝経験方』を原典とする、気分がふさいで、咽喉、食道部に異常感があり、ときに動悸、めまい、吐き気等を伴う人の、小児ぜんそく、気管支ぜんそく、気管支炎、せき、不安神経症に用いられる漢方薬です。
- 漢方煎じ薬(薬局製造販売医薬品)の販売にあたり、薬剤師による確認とお客さまの同意が必要となります。詳しくは煎じ薬(薬局製造販売医薬品)ご購入の流れをご覧ください。
- 本商品は【成人量(15歳以上)】での販売となります。服用する方が14歳以下の場合は、オンライン漢方相談をご利用ください。
効能・効果 | 体力中等度で、気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、かぜをひきやすく、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴うものの次の諸症:小児ぜんそく、気管支ぜんそく、気管支炎、せき、不安神経症、虚弱体質 |
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成分と分量 | 1包(大人1日量)中に次の成分を含んでいます。 |
用法・用量 | 本品1包に、水約500mL を加えて、半量ぐらいまで煎じつめ、煎じかすを除き、煎液を3回に分けて食間に服用してください。 上記は大人の1日量です。 |
服用量 | 大人(15才以上)ー上記の通り |
用法・用量に関連する注意 | (1)用法・用量を厳守してください。 |
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
●生後3カ月未満の乳児。
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)高齢者。
(5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。
●むくみ
(7)次の診断を受けた人。
●高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
関係部位 | 症 状 |
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
その他 | 頻尿、排尿痛、血尿、残尿感 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症 状 |
間質性肺炎 | 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 |
偽アルドステロン症、ミオパチー |
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 |
3.1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
4.長期連用する場合には、医師又は薬剤師に相談してください
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり品質が変わります。)。
(4)煎じ液は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
(5)生薬を原料として製造していますので、製品の色や味等に多少の差異を生じることがあります。